百人百様 ~その3~

先日、私と同様に3月末で大阪府庁を退職して再就職する後輩と食事に行く機会がありました。

彼はコロナ業務の中枢に在籍して宿泊療養となる陽性者を管理するセクションに携わり、
幅広い分野の業務をこなしていました。彼がいるといないでは業務のスピードが変わり、
上司に代わり的確な判断を行いながら、通常業務もこなす人材でした。

年末に退職することを教えてもらい、別のところで地方公務員をするようで、文化も生活
スタイルも全く違うところで再スタートされます。多忙な業務の中、試験や対策や面接準備
も行っていたようで、私も全然知らず、相談してもらっていたら、もう少し業務を振り分けできたのに
と思うところはありました。それでも実現させるとは優秀な人材であることは間違いがありません。

こういった人材がどんどん流出することで残された職員がもっと忙しくなることは目に見えていますが、
それを留めておく対策は全くされていないのが現状です。
コロナ禍において最前線で働く触媒においては、きめ細かな対策は難しいですが、言える環境は必要
だと感じています(私が言うのもなんですが)。

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